無錫

(2011年ごろの内容です)
中国は旧暦なので端午の節句も旧暦です。6月の端午の節句は祝日なので
無錫と上海へ旅行してきました。ここでは無錫での観光内容を記載します。
無錫は日本から直行便も出ていますが、北京からは約2時間のフライトです。
早朝便で北京を出発し、無錫の空港から無錫駅へのバスに乗りました。 
(バス代は5元)
無錫駅で88番のバスに乗り換え終点まで乗ります。今回行きたかった場所は、
この88番のバスの終点にある霊山大仏です。バスはワンマンなので乗車時に
2元を投入します。終点まで1時間半近くかかるので、少し尻が痛くなりまし
たがガマン。目的の観光地までタクシーを使う方法もありますが、生活の様子
を体験しながら旅行したい方は、思い切ってバスでの旅行をお勧めします。
 霊山大仏は古い大仏ではありません。一言でいうとディスニーランドのよう
な大仏テーマパークという表現がぴったりです。私は2003年頃行きましたが、
その後施設が増えた(アトラクションが増えた)との話を聞き、もう1度出かけ
てみたくなったのです。
入園料は180元。中国の入園料はけっこう高いです。霊山という名前は、唐代
三蔵法師が名付けたとの言い伝えがあるそうだ。(本当なのかは不明です)
この大仏の高さは88mあり天候は曇り空でしたが、晴天ならば大仏直下から
太湖(琵琶湖の3倍の広さ)も遠望できて景色が良い場所です。
大仏内の売店で苗字を使って詩を書いてくれる商売の店がありました。
以前NHK関口知宏の中国鉄道最長一筆書きの番組内で、彼の名前を盛り込ん
だ詩を書いてもらった場面を思い出し、私も記念にと頼みました。
しばらく私の氏名を考えていたと思ったら、後はすらすらと縁起の良さそうな
事をヨイショした詩が出来上がりました。
次に向かったのは梵宮です。 ここは始めてみる施設ですがあまりに広いので
唖然としました。巨大なモスクで内装は絢爛豪華。天井を見上げて、しばし口が
ふさがりません。この梵宮を使って2010年に第2回世界仏教フォーラムが開催
されたそうです。
この中の円形ホールを使ってショーがあり20分から30分ほどですが、一見の
価値ありで、180元の入園料は高いと感じていた気持ちがすっかり消えました。
ショーが終わると、これも一日数回行われる噴水ショーを見に行きます。
搭の上の蓮の花がパカッと開き、仏様Jrが登場し、そこに水がかけられます。
風下にいると水浸しになりますので要注意です。
無錫は人口約500万、歴史的にも古い街ですので、それ以外にも観光の場所は
あります。そして、歌ではまた尾形大作が歌った無錫旅情の街です。無錫の
隣の市は蘇州で上海と南京の中間に位置しますので、観光だけでなく日本の
経済にとっても非常に重要な地点なのです。
 次の日、高速鉄道で無錫から上海に移動しました。
そうそう、6月から中国の高速鉄道のチケット購入には身分証明書(外国人は
パスポート)が必要になりました。
中国ビザ 航空券 港華