青海省編

 都蘭から青海湖方面に戻る途中、橡皮山でバスを降りた。
行きに通りかかって、青海湖を見下ろす景色があまりにきれいなので、
是非ゆっくり散策してみようと思っていたまさにその場所である。
見下ろす青海湖ばかりではない、この辺りの草原は、
みずみずしい緑色でくるぶしが埋まるくらい丈もあり、
本当に美味しそうだ(羊の気分)。

国道109号線がその草原を横切っている訳だから、
公害が全くないとは言えないが、
車に乗って簡単に来られる場所にある草原としては、
もっとも状態がよい場所のひとつではないだろうか。
 
 周りには、チベット族のテントがいくつかあり、
羊の群れの向こうに羊を放牧しているチベット族の人影が見える。
少し小高くなったところには、オボがある。
オボの脇に洗濯物が広げてあり、その横で子ども達が遊んでいる。
少し曇り空ではあるが、遠くに見える青海湖は、
やはり青く輝いて見える。

  濃い緑のじゅうたんを敷き詰めたような草原を、
少し歩いてなだらかな尾根をひとつ越えたところで、妙な光景を発見。
先に見えるなだらかな尾根にそって、
3?4メートルの幅で一直線に土が露出しており、
緑のじゅうたんが一部線状に剥がされたようになっている。
道路にしては傾斜が急だし、人や馬が行き来する小道にしては広すぎる。
近寄って行って看板を発見した。
「光ケーブル埋設につき、付近を掘らないこと。」
工事直後なのだろう。
数年すれば周りと同じように牧草で覆われるはずだ。
表面は、今も昔も変わらない牧歌的な風景であるが、
地下にはしっかりと現代社会のインフラが整備されていたのだ。
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8月4日(土)彭小蓮監督作品《上海家族》上映のお知らせ(現代中国映画上映会)

次回の上映会は8月4日(土)に、上海之片隅で多感期の娘を育てるシングルマザー
を描いた2001年の彭小蓮監督作品《上海家族》を上映します。

上映会場は後楽園駅前の文京シビックセンター2Fにあるシビックホール(小ホー
ル)です。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。

現代中国映画上映会
mail: gentyuei@gentyuei.com
HP: http://www.gentyuei.com/

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★★★第549回現代中国映画上映会(定期上映会)★★★
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●上映作品:劇映画《上海家族》
       2001年/上海映画制作所/35mm/カラー/ビスタサイズ
       96分/日本語字幕スーパー
       原題◎假装没感覚(Shanghai Woman)
       原作◎徐敏霞『站在十几歳的尾巴上』
       監督◎彭小蓮(ポン・シァオリェン)
       脚本◎彭小蓮(ポン・シァオリェン)、徐敏霞(シュィ・ミンシァ)
       撮影◎林良忠(リン・リァンヂョン)、朱東葺(ヂュ・ドンロン)
       主演◎呂麗萍(リュィ・リーピン)、鄭振瑤(ヂェン・ヂェンヤオ)
          孫海英(スン・ハイイン)、胡歌(フー・ガー)
          呂凉(リュィ・リァン)、周文倩(ヂョウ・ウェンチェン)
          王鏡超(ワン・ヂンチャオ)
●上映日時:8月4日(土) 午後6:55上映開始(開場は6:35)
●上映会場:文京シビックホール(小ホール)
        (文京区役所がある文京シビックセンター2F)
       東京メトロ丸ノ内線南北線 後楽園駅 直結
       都営地下鉄三田線大江戸線 春日駅 直結
       地図: http://www.gentyuei.com/civic.html
●会 場 費:1300円(会員=有効な会員証をお持ちの方)
      1600円(非会員=入会しない方、当日)
●入 会 金:700円(一般会員、同時入会可、有効期間1年)
       ※同時入会(再入会)の方は会場費100円割引あり

※ご来場に当たり、ご予約や申し込みは不要です(受け付けていません)。
 直接会場へお越し下さい。先着順入場となります。


 15歳の女の子、阿霞(アーシァ)の父が母に告白している。愛人ができ、不倫関係
を2年も続けているという。そんな夫に愛想をつかした母は離婚を決意し、阿霞と
一緒に実家に戻った。しかし、祖母の家は阿霞たちが一緒に住むには狭く、そのた
めか祖母は母の出戻りを軽率だとたしなめる。間もなく阿霞の叔父が結婚するため
母子の住む部屋はないと、すぐに阿霞たちに出ていってもらいたい様子だ。阿霞は
母に冷たい祖母のことをよく思わなかった。
 母は阿霞のためを考え、妻を病気で亡くした子持ちの李(リー)さんと再婚した。
しかし、李さんの息子・強強(チァンチァン)は、自分の勉強部屋を減らされたりし
た生活上の不便もあり、突然の闖入者である阿霞たちを邪魔者扱いする。阿霞はス
トレスがたまった。
母が強強に買ってあげた新しい運動靴。自慢の靴だったが、強強がそれを履いて
いたら李さんがやってきてボロボロの古い靴を投げ出し、汚れるから換えろと友人
の前で言い出す。恥をかかされた強強は悔しくて仕方がなかった。真面目で堅実だ
というふれこみの李さんが本当はうるさくて理不尽なケチ男だと判明した瞬間だっ
た。失望した阿霞は幸せな家庭を持つ友人の侃侃(カンカン)が羨ましくてならない。
家族が2人から4人に倍増したのに李さんは水道代が2倍になったとしつこく文句を
言い、増えた水道代を母に支払わせる始末。阿霞は自分のために我慢するのをやめ
るよう母に進言し、母子は慎ましくも新しい生活に踏み出すのだった…。

監督の彭小蓮は本作の他、《上海紀事》(1998)、《美麗上海》(2003)、《上海倫
巴》(2006)といった上海を舞台にした作品群を多く発表している女性監督で、北京
電影学院では陳凱歌や張藝謀らと同期であった。日本のドキュメンタリー監督であ
小川紳介の未完の作品『満山紅柿』を完成させたのも彼女である。
 原作者の徐敏霞は1981年生まれ。高校生の時に書いた友人の体験を元にした本作
の原作小説『站在十几歳的尾巴上』が注目を浴び、大学入学直後に彭小蓮と共同で
本作のシナリオを仕上げた。復旦大学大学院を経て、現在は雑誌『萌芽』編集部に
在籍しながら作家活動を続けている。
 主演の呂麗萍は《古井戸》《青い凧》《スパイシー・ラブ・スープ》などでお馴
染みの中堅女優。共演した孫海英と再婚したことでも話題を呼んだ。



※上映作品のスチール写真などはHPをご覧下さい。
http://www.gentyuei.com/future.html#20180804

スマホ購入

5年半程使っていたスマホの不具合が目立つようになり、新しいスマホを購入しました。最新版ではありませんが、たくさんの高度な機能を使いこなすこともないので満足です。電池も3日ほど持つようで1泊程度なら充電器の心配もしなくてよさそうです。
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のど

ぶり返してまた痛くなったので今度は耳鼻咽喉科でやはり抗生物質を処方してもらいました。ついでに鼻も見てもらいましたが、大掛かりな治療の必要はないだろうとのことでこちらはよかったです。夜中はひどく咳が出ましたが、今度こそはちゃんと治そうと思います

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