『三國志游學記』出版!

メルマガにも紹介したのですが、お客様が本を出版しました!
ぜひ手にとって見てくださいね!


▼▲▼▲ 『三國志游學記』  出版!  ▼▲▼▲

このたび、6年にわたる成都「游学」生活を送り、中国各地の
三国志」遺跡を旅した蜀士玄子(しょくさむらい しゅえんず)
さんが「三國志游學記」を出版されました。
記念して、著者である蜀士玄子さんのお兄様に寄稿をお願いして
おりましたところ、投稿をいただきましたので紹介させていただ
きます。

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 「港華の中国メールマガジン」読者の皆様

 初めまして。秋田に住む佐藤と申します。

私自身は中国に一度しか行ったことがありませんが、
妹が成都の四川大学に留学し、現在は昆山(上海近郊)で働いている
こともあり、皆様同様、私にとりましても中国は親近感ある存在です。

 さて、この度、その妹が本を出版することになったので皆様にも紹
介致したく投稿させて頂きました。

 この本は2月25日に新風舎より発行される蜀士玄子(しょくさむ
らい しゅえんず)著『三國志游學記(さんごくしゆうがくき)』と
いうものです。
 
 妹“蜀士”は中学生の頃から「三国志」に憧れ続け、「三国志の英
雄達が駆け巡った大地で生活したいから」「もし、あの世で劉備や孔
明等の英雄たちに会った際に中国語が分からなければ話せないから」
などといった理由だけで、高校卒業後、単身“蜀の都”成都へ留学し
ました。
 
 そしてその6年間の留学(妹は “游学” と呼んでいる)時代は時
々休みを利用して中国各地の「三国志」遺跡を旅して歩き、毎回 “
想定の範囲外” の出来事に遭ったり、現代中国人(妹はこの人達を
親しみと少しの軽蔑を込めて“人民”と呼んでいる;中国と関わりの
ある皆様にはそのニュアンスが分かると思います(笑))との触れ合い
を通して厭という程の幻滅や苦労を味わいながらも感動と感謝するこ
ともあったり、と日本にいては味わえないような体験を幾つも重ねて
きたようです。
 
 その6年間の“游学生活”が終わったのが2003年6月。
御存知の方も多いと思いますが、SARSという流行病の真っ只中で
は「取り敢えず日本に帰る」という選択肢しか残されていなかったよ
うで・・・秋田の自宅に帰ってきました。
 
 ちょうどその頃、偶然「新風舎」という出版社が主催する文芸作品
のコンクールを知り、それらの旅での出来事や体験、及び『三国志
への熱い想いを文章に描いて応募してみようと直感的に決心したそう
です。
 結局、最終審査まで残ったものの入賞はならず。
ただ、審査員の一人がとても気に入ってくれて、出版社と著者双方が
半分ずつ費用を出し合う “共同出版” の話が持ちかけられました。
 妹にとっては高額な費用ゆえに悩んだものの、やはり「出版したい」
という本人の気持ちは抑えられず出版を決意し、紆余曲折の末、漸く
三國志游學記』というタイトルで本になって完成しました。
 ペンネームは蜀士玄子、その由来は本文中に描かれているので割愛
しますが・・・本人の性格通り、男気溢れる(!?)名前です。
よく「中国に行って男らしさに益々磨きがかかってきたね」などと言
ったりしておりました(笑) 

 ただ、本人にとって日本(及び秋田)は時々帰って休んだり遊んだ
りするには最高の所であるものの、生活して働くにはあまりにも窮屈
で苦しい所らしく・・・昆山の私立大学に勤める友人(成都游学時代
のクラスメイト)に声をかけて貰ったことが切っ掛けで、昨年九月に
再び日本を離れ、中国へ。
現在はその大学の日本語学科で中国人の学生に日本語を教えておりま
す。その日常の様子は本人のブログで描かれているので興味のある方
は覘いてみて下さい。

 この『三國志游學記』は三国志に詳しくない方でも楽しめる“中国
旅行記”“中国生活記”のような形態をとっており、普段のニュース
やマスコミではなかなか伝わらない中国(人)の実情や日中の差異を
垣間見れるものと思います。
私のこの投稿で興味を抱いてくれた方は勿論、中国に関心のある方々
には是非、ご一読頂きたい一冊です。

 尚、発売日を間近に控え、この本を紹介するブログを作りました。
この本の“愛読CLUB”ということで、概ね私が書いていく予定で
すが、既にこの本を読んだ人(現時点では私も含め妹の近親者や友人、
およびその縁者に限られますが)の感想や書評も一つの「ブログ記事」
として載せていく予定です。
もし、皆様の中でこの本を読んで下さり、御感想など投稿して頂ける
ようでしたら私までお知らせ下さい。

 以上、“親バカ”ならぬ“兄バカ”な文面、長々と失礼致しました。
これからも「港華メルマガ」読者同志、宜しくお願いします。


 ※ 参考URL

三國志游學記』愛読CLUB(ブログ)⇒どちらも同じ内容です
  http://sangokusi-yugakuki.cocolog-nifty.com/
  http://pub.ne.jp/sangokushi/

著者 蜀士玄子のホームページとブログ
 三国志道樂(HP)   http://www.shokusamurai.com/
 蜀士の道樂日記(ブログ) http://hitorigoto.shokusamurai.com/

その他、お問合せは私、佐藤まで   rensi@fmail.plala.or.jp

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ぜひ手にとってみてください!
ブログものぞいてみてくださいね!