先週、映画台湾人生を見ました。

台湾が日本統治下にあった時代に青春期を送った5人の台湾人。茶摘みに精を出す楊足妹さん(81歳)。台湾原住民出身の塔立國普家儒漾さん(81歳)。地元小学校の同窓会に出席する陳清香さん(83歳)。元日本兵で今はボランティアで台湾の歴史を伝える蕭錦文さん(83歳)。日本人教師への感謝の念を抱き続ける宋定國さん(84歳)。台湾全土をまわりながら、日本統治時代から現在に至るまでの人生をインタビューで振り返るドキュメンタリー映画です。
監督は、本作が初監督作品となる酒井充子さん。道新ご出身だそうです。インタビューによって浮かび上がる歴史を映像化する試みです。
流暢な日本語で語られる、日本の植民地支配によってそのたたずまいを変えた台湾の近代史。深い感動とともに歴史の重さを改めて感じさせられました。

おりしも台風で大きな被害が・・・。被害に遭われた方に改めてお見舞い申し上げます。

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