ヤマガタin立教(映画監督池谷薫様より)

不快指数100パーセントの蒸し暑さを吹き飛ばす、恒例の「ヤマガタin立教」上映会のお知らせです。今回の上映作品は、2007年の小川紳介賞(グランプリ)受賞作、『長江にいきる』(フォン・イェン監督)です。広く一般市民にも開かれた上映会に育てたいので、宣伝など応援よろしくお願いします。
日時:7月16日(金) 17:30〜 (開場17:00)会場:立教大学新座キャンパス 6号館N636(ロフト2)東武東上線志木駅南口からスクールバスが出ています。運行情報 
作品解説:三峡ダムが完成することによって移住させられる113万人の多くは農民。そのひとり、気概あふれるビンアイの7年間にカメラが寄り添う。移住を推し進めようとする役人と烈しく渡り合う姿とは対照的に、時に土を耕しながら時にろうそくの火に灯されながら語る不安、そして家族や結婚について話すときに見せる繊細な横顔。ビンアイの心の機敏を監督は粘り強く見つめ、可憐な素顔を引き出し、そこに残ろうと彼女を駆り立てる土地に対する慈しみを掬いだす。当日は山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局の藤岡朝子さんにお越しいただき、上映後トークショーを行います。学生ばかりでなく広く一般市民にも呼びかけて一人でも多くの方にご覧いただきたいと願っています。

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「ヤマガタin立教」 山形国際ドキュメンタリー映画祭作品定期上映会@立教新座
「ヤマガタin立教」は、山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品された優れたドキュメンタリー作品を、立教大生だけでなく広く一般市民にご覧いただき、世界の現状を知ってもらうとともに、様々なアプローチで表現と格闘する作家の試みに触れようというイベントです。上映は、毎月1回、立教大学新座キャンパス内にある本格的なシアター(定員178名)で行われ、上映後には学生を中心に毎回熱いトークセッションが繰り広げられています。もちろん入場は無料です。昨年5月にはじまった上映会は、次回で8回目となり順調に動員を増やしておりますが、残念ながら一般市民の参加が少ないのが実情です。私としては、めったに見ることのできない映画を通して学生と一般市民が交流を深めるイベントに育てたいと考えております。お忙しいなか大変恐縮ですが、お知恵を拝借願えれば幸いです。

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