搭乗記(中国東方航空)

(2004年にメルマガで掲載したものです。当時西安在住のYさんより投稿いただきました)
一時帰国の際に利用した西安/東京/西安のMUの搭乗記を投稿させて頂きます。
11/11 西安/成田 MU271 12:00/19:00
西安空港は一昨年改装され、きれいで機能的な空港になっています。チェックインは国際線専用カウンターで10:30〜11:30でした。他の国際線は通常2時間前からだと思いますが、MUの日本行きはWH時代から西安からスルーで日本まで搭乗するお客さんが少ないので、1時間前でも十分間に合います。チェックインの際に「お酒を持っているか」と聞かれました。
搭乗手続きの流れは、預け荷物の安全検査⇒チェックイン(航空券、パスポート)⇒持ち込み荷物と本人の安全検査⇒免税店⇒搭乗 です。これらの手続は30分もあればOkです。安全検査では財布をズボンのポケットに入れたままにしておいたのがまずかったのか、金属探知機に引っ掛かりました。財布を係員に提示しその係員は財布の中身まで細かく確認していました。
免税店ではタバコはもちろん、有名ブランドの化粧品も買うことができますが、ここで買物するお客さんは少ないですね。ちなみに「中南海」と言う中国製のタバコが1カートン45元でした。
使用機材はA320。MUの西安発着の国際線は全てこの機材です。通路を挟んで片側3席ずつの座席配列です。ビジネスクラスも4席設定されています。トイレは前方に1箇所、後方に2箇所でした。この便は北京経由となっており、西安/北京、北京/東京と言う形でも利用できます。また、西安/東京のお客さんは北京で出国手続をする関係で前方にまとまって座席がアサインされます。これはWHの時から変わっていません。頭上のモニターで安全設備の案内(アニメ)が放映されます。機内アナウンスは先に中国語で、その後日本語でした。しかし、どうも生放送でなくテープを流しているようでした。機内食西安/北京、北京/東京で2回暖かいものが出ました。いつ乗ってもそうですが、MU(旧WH)では麺をスパゲティと言っているので、それを期待して麺をチョイスすると、実際は「中国麺(焼きそばなど)」なので、注意が必要です。と言っても肉も期待できないので、どっちもどっちですね。
北京着陸が近くなると「東京までのお客さんは北京で出国手続が必要です。全ての荷物を持って飛行機を降りて下さい。北京での滞留時間は約30分です。」と機内放送があります。北京では飛行機を降りてから、ターミナルに入る際に「トーキョー、トーキョー」と現地係員が声をかけてきますので、「東京です」と言うと“トランジットカード”を渡されます。これは再び搭乗する際に必要ですので無くさないようにしてください。全ての東京行きの乗客がそろうまでその場で待機し、その後、係員の誘導に従い出国審査場へ。もし、間違えて国内線到着に行ってしまうと大変なことになりますのでできれば係員にぴったりくっついて行くのがいいでしょう。出国審査はパスポートと出国カードを提示しておしまいです。その後、しばらく待合室で待機して、時間がきたら係員が搭乗口まで案内してくれます。搭乗する際に先ほどのトランジットカードを返却します。このカードを配布した数と回収した数が合わないと出発できない仕組みになっています。機内に案内され座席は変わりありません。スーツケースなどの預け荷物は東京まで通しで運んでくれますので、成田のターンテーブルで受け取ることになります。これは東京/西安でも同じパターンですが、西安到着時に間違えて国内到着に行かないように注意が必要です。
(2010年追記:現在は便名も変わり、上海経由となっています WH 中国西北航空 西安をハブにした航空会社。中国東方航空に吸収)
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