中国・大連通信 宮城県メールマガジンから

おはようございます。22日の〜宮城県メールマガジン〜に「中国・大連通信」が載りましたので、関連部分をコピーして、ご紹介します。日中関係は今でもレア・メタル輸入が滞っている等の、影響が残っているようですが宮城県事務所では、幸いな事に、地の利・人に恵まれてか、順調に推移しているように 感じました。ありがたいことです。
■ 中国・大連通信■
中国の宮城県大連事務所から“みやぎ”に関係する「面白い情報」、「中国の最新情報」などをダイレクトに発信するコーナーです。
最近感じること …… 宮城県大連事務所長 山内克訓さんより
世界の経済低迷を救う切り札的な存在として注目が集まる一方の中国。私たち日本人も、変ぼうを遂げる中国に期待し、「パートナーとして共に歩むべき相手」と認識を変えつつあります。しかし、そんな中、中国に関連する穏やかでない出来事が立て続けに報じられると、日中の交流をお手伝いする当所としては、心中は複雑です。力の及ばないものがたくさんあることを痛感させられます。とはいえ、当所はおかげさまで変わらず活動しています。8月は、大連商談会開催しました。9月には、若生副知事が宮城県と友好関係にある吉林省を訪問しました。その際には、吉林省長春市で行われた国際博覧会に出展し、宮城県の観光や産業のPRをするとともに、出展企業の商談支援等を行いました。ほかにもいろいろと行事があり、あっという間に数カ月が過ぎました。今月も、大連で行われる国際観光博覧会や、中日投資展示商談会への出展、吉林省との美食祭支援などが続きます。残念ながら、近県の中国でのイベント中止が報じられましたが、中国全体的には待ったなしで事業が行われています。大連への来訪者も止みません。「今度大連に行くから」との連絡はやはりうれしいものです。
今回の一連の報道を見ると、中国に対しては、安易な近づき方は避けねばならないとあらためて思います。大事なのは、それを十分に意識して、自己の責任と覚悟をもってぶつかる必要がある、ということでしょう。「投げ出さずに工夫を凝らしながら付き合い続ける」、これが中国で何かをやっていく唯一の成功法則ではないかと感じます。
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