卯節−スイ族のバレンタインデー


スイ族(水族)の伝統な祭りである卯節の期日は水族暦法により推測します。「水書」は水暦の十月を「緑の命が最も盛んな時」、辛卯日を「最も順調な日」と称されます。卯節祭りが開催する3、4日前に、スイ族の人達は漢民族春節を過ごすように、庭を掃除したり、家をきれいにしたりして、神様と祖先を祭るために、魚、肉、酒、ご飯などの供え物を出します。

卯坂(祭りの山)は貴州省黔南プイ族、ミャオ族自治州の三都スイ族自治県九阡鎮にあり、スイ族の未婚の男達が歌で慕う感情を伝え、気に入るお嫁さんを探す場所です。花傘の下、森の中、付近からここに集まって来る男達はラブソングを歌って、7、8人を一組として美しいお嫁さんを中に囲みます。女の子に尊重の意を表すために、彼らは広々としている胸と敏捷な足並みだけを使って、決して手で触れず、引き延ばさないで引っ張りもしません。

卯坂でお互いに気に入る男女に対して、双方の家族は反対の声を出してはいけません。卯節が終って、男のほうから豚、酒、もち米などを持って相手のうちへ婚約確認に行って結婚の日取りを選ばれば、結婚できるようになります。

スイ族はプイ族、トン族と同じに、古越人の一部で、トン族と一緒に何度も移動を経て、今貴州省湖南省、広西省の境に集中しています。貴州省には主に苗嶺の南方向、都柳江一帯に集中し、人口は約322,000人です。三都県は中国唯一のスイ族自治県で、ほかの一部は?波、独山、都穀、榕江、从江など所に点在しています。

スイ族は自分の言語「水語」を有し、シナ、チベット語族チワントン族語に属します。「水書」という古文字があり、祈祷師が占うときに使う言葉で、一般の人は読めません。普通は漢文を使っています。

スイ族は主に族を単位にして居住し、同じ寨のメンバは多くが血縁関係を持っています。服装には、男女問わず緑、青の服が好きです。スイ族は鬼と神があるのを信じて、そして鬼と神の種類伊も多いです。大切な祝日は「端節」と「卯節」があります。
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情報提供:Ara China