国際電話編
遠距離恋愛の強〜い味方?、IPカードの詳細をご紹介しよう。
中国のIPカードの2002年10月20日現在の状況は以下の通りである。
価格は語言文化大学の構内での販売価格、中国→日本へ電話した場合。
私が使用したことのあるカードのみ記載する。
網通IPカード
100元→44元 料金は全日一律で一枚で約30分通話できる。
音質はIPカードの中でも一番、良いが、時々、突然切れる。
北京市内のみ使用可能。
移動IPカード
100元→49元 料金は全日一律で一枚で40分以上通話できる。
音質は最近だいぶ改善されたが、週末になると多少、音質が悪く、
かかりも悪くなるが、平日はまあまあ。
これは、全国各地での使用が可能らしい(極端な田舎はわからないが)。
吉通IPカード
100元→47元
夜9時(北京時間)までは約30分、夜9時以降は約40分通話が可能。
最後の一分に「あと1分です」とのアナウンスが入り、その後、
相手側にこちらの声が聞こえなくなってしまう。
以前は音質・かかりともにイマイチだったが、最近は改善傾向にあるらしい。
全国で使えるものと、北京市内限定のものとあるので、購入時に注意!
聯通IPカード
100元→38元 料金は全日一律で一枚で約30分通話できる。
一番安いだけあって、音質・かかり、ともに、あまり良くない。
国内の長距離通話代金が他よりも安いとのことで中国人に人気。
北京市内限定。
どのカードも、一般電話、携帯電話、PHSを問わず、通話料金は一律。
また、IPカードのほかに、市内通話(一分0.2元=3円)がかかるので、
公衆電話から使用する際は、普通のテレフォンカードを差してから、
IPカードのカードナンバー、パスワード・・・というように使用する。
また、いずれも最後の一分間になると「あと一分です」とアナウンスが入るが、
吉通のように、その後、声が聞こえなくなったりと、あまり意味がないものもある。
またホテルや寮などの内線電話では使えないものもあるので、
購入時は注意して欲しい。
私は網通と移動を半々で購入し、吉通は非常時用に常備している。
網通がかからなくても、移動があっさりつながったり、移動の音質が悪くても、
網通がクリアだったりするので、その日のコンディションによって使い分けている。
私は出張の際は、移動のIPを持っていくが、上海などの大都市には
上海限定のIPカードがあるのかもしれないが、聞いたことはない。
こう国土が広いと、統一するのも、大変かもしれないが、
利用者の立場からすると、テレフォンカードやコーリングカードの地域限定は
やめて欲しいと思ったりもする。
地域限定のものがかなりあるので、購入時には、くれぐれも注意されたし!
(国際電話編おわり)
(内容は2002年当時です)
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