しごとの日常編 

先日、日本の某大手メーカーのプレゼンテーション資料の
超特急の翻訳がきた。
日本語→英語への翻訳である。
これは、もちろん私の仕事ではなく、手配に回すだけで良い。

わが社は納品前に、必ずネイティブチェックをすることを契約書で謳っている。

ボスの日本人女性は、いわゆる帰国子女で英語はネイティブなみ、
旦那さんがオージーなだけに、日常会話も英語である。

そんなわけで、通常であれば、こういった日英の場合、彼女が翻訳する。
しかし、こんなときに限って出張で不在のため、外注さんに手配し、
戻ってきたものを、ネイティブチェック、という運びとなった。

外注さんから上がってきたものをオージーのボスに渡して、
ネイティブチェックをしてもらい、先方に納品する、
ここまでの段取りは完璧!!!であった。

しかし、ボスのネイティブチェックの段階で問題勃発!
そう、オージーのボスは英語は完璧だが、日本語が読めない。
私は日本語は問題ないが、英文のネイティブチェックなんて、
できるはずがない。
英語だけ読めても、日本語だけわかっても駄目なのだ。
英語の訳文と日本語の原稿を手に、
しまったーっっ、チェックの適任者がいない???・・・と、
ボスと二人で、しばし硬直する。


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