お題:中国古典によるダイエット

なんだか、痩せてきました。
ふっふふ♪実は、ダイエットに成功しつつあります。
今朝の体重計によると、4キロ減。
桂林生活で連夜の宴のお陰さまで、一年半で7キロ太ったので、さすがに
服が破れて(実際スカートダメにしましたけど。)
やせなきゃっつ!!!って焦って・・・では、全然はないのです。おほほ♪
広州といえば、食在広州ですから、美味しい物を食べたいですよねっ!
だったんですが・・・食生活を一新したのは「紅楼夢」のDVDを、なにげ
に買って見てしまってからなんです。
原作は、途中で誰が誰やらこんがらがって、放棄したのですが、中国の四大
古典の一つで、「三国志」「西遊記」「水滸伝」「紅楼夢」なんですが、他
の三つに比べて日本ではあまりにマイナーですね。
要は、貴族のお屋敷での暮らしとか、恋愛模様とかなんですけど、作者が実
は政治批判をわかんないように織り込んでるとかで、紅楼夢研究家がたくさ
んいたり、毛沢東が読むように言ったので、文革中も自由に読めたとか。
このお話の、林黛玉という悲劇のヒロイン(わがままでヒステリックで悲観
的で泣いてばかり・・・と、本を読んだときは嫌な印象だったのに。)のあ
まりの美しさに深く心を打たれました。
この世に、こんな綺麗な人っているんですね・・・
天女みたいな女優さん(陳暁旭さま)のあまりにも悲しみと涙の似合いぶり
に、心酔しました。
ああっ、違う!ヒステリックじゃない。心がふたつあるぐらいに繊細で敏感
なお方なのだから致し方ないこと(涙)・・・と、突然と評価を一変。
(でも、これって20年前のドラマなので、現在はおばさんのはずですが・
・・)
そのほっそりしたお姿、悲しみに暮れる佇まいに、私はうっとりして食欲が
うせました。圧倒的な美の前に、人は無力なものですね。
このお姫様、わざわざ持病もあるのに、自分から体を痛めつけるように食事
をしなかったりするんですが、ついついマネがしたくなってしまったのです。
「明日のジョー」に大感動したときも、どうしても減量がしてみたくなり、
無茶な減量をしたのですが、また、どーしても!!!食べないマネがしたく
なったのです。
スターに憧れて、同じ顔にしてください!って、整形しちゃったりする狂気
な方向じゃないので、健全(?)で、成人病予防によろしいということにし
ます。
まー、古い例えですが、健さんとかヤクザ映画を見て映画館を出ると、みん
なりきった歩き方してるとかいいますよね。それの亜流です。
「羊羹先生、痩せましたね。ダイエットしてますか?」と、学校の若い日本
語の中国人先生にも言われるようになりました。おほほ♪
中国生活で、暴飲暴食して太ってしまった方、
ぜひぜひ紅楼夢をご覧下さい。

(ちなみに、好きな歌手は「陳百強」我永遠支持!
俳優では「周潤發」英雄本色是最高!)
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