ゴールデンウィーク中の上海ー杭州ー蘇州ー上海旅行日記2005年

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妻同行にて私が勤務している会社のOEM製品の製造委託先へ出掛ける。
因みにこの会社の担当者に妻を紹介するのは初めて。打ち合わせの途
中に彼らの一人が私の妻に私の中国語のレベルを尋ねた折、妻が80
%以上は理解出来ると言った
事から「お前はスパイだ」と冗談半分に言われる始末。仕事を終えた
後に食事を御馳走になり、日本のTV番組のDVDが売られている店
で今回はホットマンホットマン2・高校教師(桜井幸子真田広之
主演)・古畑任三郎「すべて閣下の仕業」を購入、一枚7元。地下鉄
の華庄駅まで送ってもらい、その後は妻と二人で嚢陽市場でお買い物。
今回の目的は私が持参するのを忘れた下着用Tシャツと皮のジャケッ
ト。思うように安い店が見つからず、Tシャツは妥協して購入。皮ジ
ャケットは日本語をしゃべるポン引きに案内された2件目の店(1件
目の店はハーレーの皮ジャケットがメインだった)で売り切りセール
にて2枚・396元にて購入。その後に路線バスにて豫園まで行くが、
入園時刻を過ぎていた為入園は出来ず、周りの市場のみ冷やかして歩
く。丁度お腹も空いた事だし、かの有名な南翔饅頭店で夕食でもと思
って行ってみると、思いの他、がらんとしている。「中国ではお客の
少ない店での食事は禁物」とのセオリーに則り、ここでの夕食は断念
する。路線バスにて一旦ホテルに戻った後、以前に仕事先の上海人か
ら美味しい店と聞いていた「小南国」へ行こうと思い、タクシーに乗
るが運ちゃんは知らないとの事。ホテルのフロントへ戻って聞いて見
るが遠い様子なので以前に地元の人間で溢れていた「上海人家」に変
更する。ところが乗ったタクシーの運ちゃんが連れて行って呉れた
「上海人家」はビルの8階だかに有る高級店。
それでもビールを飲んでお腹一杯食べて二人で229元でした。(支
店名は忘れました、済みません。)
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妻がテレビ塔に上ってみたいと言うので、一旦ホテルをチェックアウ
トした後にホテル内に有る旅行代理店にて午後2時発の杭州行きの汽
車を予約する。その後外灘の海底トンネルまで行く途中に南翔饅頭店
の四川店を発見。人が居ないのが気にはなったけど、お腹も空いてい
たので取り敢えず入ってみるが、やはり大した味では無い。但し、蟹
の身が入った小龍包は他では食べれない味かも。後、一緒にたのんだ
スプライトのペパーミント味は「歯磨き粉の味」という名前に変更し
て欲しいと思った。歩いて向こう岸まで渡るのかと思っていた川底ト
ンネルはゴンドラ風の乗り物に乗るのだった。地上300m程からの
眺めは大した事無し(夜なら綺麗なのかも)。取り敢えず此処でも人
目を気にせずにキスを交わす私達。ホテルまでタクシーで戻り預けて
いた荷物を受け取ると、チケットを買った旅行代理店のおばはんが汽
車の時刻が変わったとの事で「すぐ行きなさい」との事。タクシーの
運ちゃんの「間に合わないよー」の言葉通り、やっぱり時刻が変更さ
れたとの汽車には乗れなかったのだが、次の汽車の時刻を調べてみる
となんと変更された筈の汽車がちゃんと有るではないか。くっそー、
又騙されたと思いながらも2時発の汽車に乗ると「硬座」の為か、空
席は無し。ひえー、杭州までの2時間半、立ちっぱなしかーと思いき
や「ここ、座って良いよ」と地元の方から声を掛けられるが、何と2
人席を3人でシェアするとの有り難い志。妻と交代しながらの3時間
半、何となく心が安らぎました。(当初、2時間半の予定だったのが、
途中の駅で30分間ずつ2回止められた。理由は不明)
杭州東駅に下りると妻は早速ツアー会社のカモになっている。翌日の
分は兎も角として翌々日の分まで予約しようとするのを止めて、路線
バスにてホテルまで行く。インターネットを通して予約した部屋はビ
ジネスデラックスキングサイズベッドルームながら全然デラックスで
は無いし、ベッドもダブルサイズ。フロントへ行き、何かの間違いだ
ろうと言い他の部屋を見せてもらうが大差無し。それではこのホテル
の「デラックス」とは何か?ズバリ、ミリンダオレンジ・コーラ・
ビール・水の各2本が毎日無料との事だった。このサービスと二人一
緒に寝られるベッドの提供で50元/日の違いはうーん、微妙ですな
ー。汽車の中で立っていた事も有って妻は疲れた様子。取り敢えず近
くの食堂(レストランとは呼べません)で西湖名物の魚料理・トンポ
ーロー・野菜炒め・牛蛙・揚州炒飯等をオーダーするが、これが思い
も依らず美味。特に牛蛙は絶品でした。
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