妻への旅路

週末に観てきました。(リンク先は音が出ます)
映画の背景や主題は張監督が繰り返し撮ってきた文革の時代からその後・・となりますが、艱難辛苦を経てたどり着いた夫婦の心の平静(片方は記憶が欠落して入るのだけど)が描かれた味わい深い映画だと感じました。もし中国のこの時代をよく知らなくても、人生の旅路を歩いてきた中高年ならだれでも理解できるでしょう。この映画で描かれた夫の心のありようは監督自身のこれまでの映画人生の軌跡を表現しているかのようにも感じられました。夫婦役の2人の演技も素晴らしいものでした。
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