成都旅游レポート

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成都の人の和
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成都の街が元気であることを
確認した私は
次に朋友達と再会。

■留学時代に互相学習を
していた劉さんと再会し
震災の時の話を聞きましたが
地震が発生した時は
地震』という概念が全くなかったので
何が起きているのかさっぱり解らず
とにかく走って逃げる事に必死で
街中がパニックに陥ったそうです。

■人口の多い成都
その多くの人が一斉に路上に出たので
車が動けなくなったのはもちろん、
歩くのも容易ならなかったみたいでした。

■また余震の心配があり
家には戻れず
多くの人は
路上や公園、あるいは車の中で
有る程度落ち着くまで過ごしたそうです。

■幸い、成都地震
大惨事に至らず
精神的なショックは大きかったものの
怪我などはなかったとのことで
朋友の顔を見て
改めて安心しました。

■今回の成都滞在中は
前半は交通飯店に泊まりましたが
後半は彼女の家に泊めさせてもらいました。
至れり尽くせりの厚意に
成都の人の人情深さをシミジミと実感。

■他にも、留学中に
お世話になっていた果物屋さん夫妻と
久々の再会を果たすことが出来
夕食までご馳走になりました。
決して広くはない薄暗い部屋に
申し訳程度に置かれた食卓を囲んでの
夕食でしたが
彼らはとっても笑顔で
そんな彼らの笑顔を見て
私も幸せな気分になれました。

■笑顔は幸せの秘訣だなぁと
高級レストランでは味わえない
美味しい家庭料理とともに
心温まるひと時を
堪能したのでした。

■まるで家族か親戚のように
熱烈に歓待してくれた彼らは、
どんなに成都の街が開発され
現代化されても変ることのない
成都の人ならではの
温かさが紡ぎだす
『人の和』の大切さを
思い出させてくれました。

■心の充電が整った翌日
私は『三国志な人生』の
原点ともなった
陜西省・漢中市へ向かう火車
乗り込んでいました。

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