山ちゃんが行く
剣門関とその周辺(金牛道・翠雲廊) 翌日、剣門関へ行った。 剣門関はそこそこ名の知れた観光地なので、設備も整っている。 上手に観光するなら、まず剣門関を少し通り過ぎた剣渓橋までバスに乗るのがよい。 現存の橋は明代に作られた石橋で、さほど大きく…
(剣閣郊外・北廟) 剣閣観光のメインは、なんといっても剣門関である。 が、剣閣についたのが午後だったので、その日の剣門関見学はあきらめた。 もっとも荷物が小さい人は、剣門関で途中下車し見学後、剣閣へ移動すればよい (こっちの方が100倍上手な旅行…
(剣閣)次に剣閣を訪れた。広元市剣閣県なのだが中国の行政区画は面積が大きく、 広元から日帰り観光するには遠すぎる。 ここでの観光の目玉、剣門関のすぐ近くにも剣門鎮という町はあるが、 宿泊施設や移動の便を考えて、私たちは、剣閣県城に宿をとること…
(昭化故城) 朝早くから明月峡を訪れたので、午後がぽっかり空いてしまった。 どうせ乗りかかった船(?)なので、三国志ゆかりの地、昭化鎮を訪れることにした。 ここは嘉陵江に面した古鎮で、春秋時代からある故城だが、 今なお宋代に作られた城壁に囲ま…
(明月峡) 翌日、広元観光のメイン・明月峡を訪れた。 正直なところ渓谷としての景観は二流である。 ここが有名なのは、古蜀道の難所のひとつであり、 渓谷の断崖に桟道を作る為にあけた穴の痕が残っていることにある。 古くから一部修復された桟道もあり、…
古より中原と巴蜀を結ぶ交通路「古蜀道」のなかでも、広元市付近をとくに 「剣門蜀道」と呼ぶが、ここは三国志などの歴史の舞台として有名である。 四川省には多くの世界遺産などの超一流観光地があって、それらに比べると少々 見劣りする感はあるが、中国な…
お土産に1袋買おうかとも思ったが、積極的に売ってくれる気配もなく、 この先1ヶ月以上の旅の道連れにするのも荷物になって困るので買わなかった。 しかし実は今、買わなかったことを後悔している。井戸から採って釜茹でにした 塩、良い意味でも悪い意味で…
恐竜博物館を出て3路のバスに乗るため、先ほど来た道を戻る。 今度は登りなので少し遠く感じる。バスに乗っている時から気になっていたのだ が、この通りの飯屋のどこを見ても「河れん(魚+連)魚」の文字が見える。 ナマズの絵が描いてあったので、自貢は…
次に、恐竜博物館に向かうべく、大山鋪方向に3路のバスに乗る。 ただし、バスを降りてから1kmほど歩く。途中のバス道はがたがた揺れて田舎 を実感でき、古い町並みは見ていて飽きない。自貢のように、昔から産業で栄 えていてしかも最近の開発から取り残さ…
前回は超メジャー観光地を紹介したが、本来、私たちは人ごみが嫌いで閑散と して鄙びた観光地が好きである。そんな理由で今回は自貢を紹介しようと思う。 とはいえ自貢は、一部のツアーコースに組み込まれていたりガイドブックにも 載っていたり、メジャーに…
飯店…日本語では中華食堂をイメージするが、中国語ではホテルの意味だ。 横浜中華街で北京飯店といえば老舗の北京料理レストランだが、北京の北京飯店 は長安街にある北京を代表する老舗ホテルだ。それ以外にも、「賓館」「大酒店」 「酒店」など全てホテル…
服装・防寒具・雨具について 九寨溝・黄龍ともに3000mを越える山岳地帯なので、旅行というよりは トレッキング・登山と考えて衣類を準備した方がいい。 通常の衣類のほかに、雨具を兼ねるウィンド・ブレーカー(上下)・セー ターまたはフリース・綿などの登…
九寨溝の入場料は、門票145元(3月〜10月)・100元(11月〜2月)で、門票と 同時に車票90元の購入も義務付けられている。 また、翌日も続けて入場するのであれば、退出時に手続きをとると 「第二天票」という割引切符を購入できる。 3〜10月の場合、門票が40…
(成都で現地ツアーに入って、九寨溝・黄龍を訪れる場合)ツアーに入るメリットは、個人旅行より(団体割引がきく分)安上がりであ る、全てお任せで効率よく見学できる、の2点である。 デメリットは、団体行動、のんびりできない、など。 成都のほとんど全…
今年の夏は雨が少なく、私たちが訪れたときには幾つかのお皿(!?)は乾い ていた。もちろん五彩池まで行くと、写真でよくお目にかかる風景は楽しめ たし、とてもきれいだったが…。 黄龍観光は、季節も考慮して計画した方がいい。 降雪期は当然だが、山の雪解…
九寨溝から黄龍への移動は、朝、乗り合いタクシーに乗るのが一般的なようだ。 バスに比べて早いし、運賃もそれほど違わない。 しかし、私たちは夕方2人でタクシーに乗り黄龍に向かった。九寨溝風景区の 外のホテルに一泊し、翌日の午前中を移動で無駄にする…
今年10月国慶節の休暇が明けた頃、九寨溝・黄龍を訪れた。 今やすっかり有名になった九寨溝・黄龍も、1980年代は、四川省の山奥に チベット族の住む秘境として「知る人ぞ知る」的存在だったが、1990年代に 世界自然遺産に登録されると、多くの人々が知るとこ…