北京2002

しごと?の日常編 2 

こういった海賊版のCDは約5〜10元、DVDは7〜10元、 VCDは10元〜20元、と本物とくらべて 数分の1から10数分の1の価格。(注:北京での価格) 時々、中身が全然違ったり、全然見れない、聞けない、と いったものもあるが、ちっ、やられた・・・と…

しごとの?日常編

ある日、オフィスに、突然一人の中年の女性が、 「CD、VCD、DVD、パソコンソフトはいらない?」 と、行商にやってきた。 時間はお昼休みまであと10分、といった微妙なところ。 最近は、警察や公安の取り締まりが厳しいので、 こういった行商さんも増えてい…

しごとの日常編

しかし、なんせ超特急なだけに時間的にタイトで、 納期はその日の夕方4時、あと2時間しかない。 仕方がないから、二人で協力してネイティブチェック?をすることになった。 オージーのボスが、英語の訳文を手に、私が日本語の原稿を手に、 作業を開始。 私…

しごとの日常編 

先日、日本の某大手メーカーのプレゼンテーション資料の 超特急の翻訳がきた。 日本語→英語への翻訳である。 これは、もちろん私の仕事ではなく、手配に回すだけで良い。わが社は納品前に、必ずネイティブチェックをすることを契約書で謳っている。ボスの日…

携帯電話編

中国の携帯電話は貨幣価値を考えると、すごく高価な代物だと思う。 2、3年前に比べたら、それでもだいぶ安くなってきてはいるが、 こんなの今時・・・と思うようなものが、平気で1万円以上するし、 最新機種になると10万円近くするのだ。 中国製の最新…

携帯電話編

中国の携帯電話の契約形態には大きく2種類ある。 契約して月々の基本料金を支払うタイプと、プリペイドカードタイプ。 プリペイドカードタイプにするか基本料金タイプにするかは、 電話を購入時に選択するのだ。 いずれも電話番号が組み込まれたチップを購…

銀行編 補足

(内容は2002年当時)今回はセンベンさんから「以前書いた銀行関係で重要な事実が発覚したので 割り込みお願いします!」とのことですので、以前の銀行編の続編として紹介 します。==========銀行編 補足 ===========以前、工商銀行のキ…

国際電話編

遠距離恋愛の強〜い味方?、IPカードの詳細をご紹介しよう。中国のIPカードの2002年10月20日現在の状況は以下の通りである。 価格は語言文化大学の構内での販売価格、中国→日本へ電話した場合。 私が使用したことのあるカードのみ記載する。網通IPカ…

国際電話編

中国では長距離電話や国際電話の際、IPカードと呼ばれる、 コーリングカードがポピュラーである。 このIPカード、最近、日本でも売り出したと聞くが、 中国版は、一般電話からカード番号と暗証番号を押してかけるので、 慣れるまでは面倒くさいが、ひとたび…

国際電話編

中国の国際電話や国際郵便は、物価水準を考えると恐ろしく高い気がする。 例えば、国内郵便が0.8元だが、国際郵便になると5.4元と、約7倍。 電話代は市内通話が1分0.2元だが、日本への国際電話は一番安いところで 一分2.4元と、これも12倍。 中国では”国…

センベンさんの平日編

その日の仕事量にもよるが、早い日で6時半、遅いと10時ころまで 会社にいる。 空腹と疲労に負けそうなときは、データをFDに落として連れて帰り、 自宅のパソコンで作業を続けるときも時々ある。また、帰りは、運動もかねて出来るだけ徒歩で帰ることを心…

センベンさんの平日編

ここ半年ほど、運動不足解消のためにもタクシーは極力使わないことにして いる。 しかし寒くなってきて、バス停までの距離を歩くのがキツくなってきたので、 最近また、タクシー利用頻度が高くなっている。 会社までは2〜3キロなので、寒くなければ自転車…

センベンさんの平日編

ちなみに留学生時代は、日記をつけていた。 中国語の文章力の向上のために、と中国語で書くことにしたのだが、 ネイティブチェックしてもらわないことには、文章力は向上しないので、 一週間ごとに、中国人の友人に校正してもらっていたのだ。 中国での留学…

センベンさんの平日編

普段の平日をご紹介しよう。だいたい朝は7時半起床。 私は低血圧で、寝起きはめちゃめちゃ悪く、朝はすごーい不機嫌だが、 仏頂面をしながらも、朝食だけは毎朝きちんと摂っている。 寒くなると、空腹で外出すると生命の危険を感じたりもするので、 中国に…

中国の銀行編その4

最初に口座を開設するときは、必要最低限の語学力が求められるが、 それ以降は、用紙に記入するだけなので、語学は必要ない。窓口で引き出す場合は、儲蓄取款凭証という用紙に金額を記入して、 名前と口座番号を記入して、窓口へ並び、パスワードを聞かれた…

中国の銀行編その3

さて、話が逸れまくっているが、本題の”銀行”に戻ろう。この工商銀行は、キャッシュカードを作ると全国のATMで引き出せるので そこが人気の秘訣らしい。 通帳で引き出したい場合は、「市内限定」のようだが、キャッシュカードなら 全国津々浦々で、問題なく…

中国の銀行編その2

一般の闇両替屋さんは、2畳程度の店内にやる気なさそうに、 Tシャツやトレーナーを数枚かけて、洋服屋を装ったり、 埃のかぶったお菓子を並べて食品屋を装ったりしているが、 両替目的以外のお客さんを見た事がないが、新学期の時期になると、 店の外まで外…

中国の銀行編その1

以前はサラリーを全額キャッシュでもらっており、タンス預金?していた。 留学生のころは学生寮や留学生用のマンションに住んでいたため、 電気代や電話代を銀行に行って支払う必要がなかったので、 日常生活の中で銀行に行く機会はほとんどなかったのだが、…

中国の病院編その5

余談であるが、その東洋医のお医者さんは40代半ばの男性であった。 診察台に上半身ほとんど裸に近い状態でうつぶせになり、針やアンマ治療を 受けるのだが、手の動きが何だか怪しい気がして、ん?と思うことが多々 あった。 私は確かに腰も悪いが、「腰も…

中国の病院編その4

私は昨年の秋から北京で就職したが、出社するようになって数日過ぎた ある朝、起きると何故か首が痛かった。 寝違えたのかと思ってシップを貼ったが、翌日は更に悪化しており、 ほとんど首が回らない状態になってしまったのである。 そして、その夜は横にな…

中国の病院編その3

北京に来てから、医者嫌いの私も、病院に行かねばならぬ羽目になった。昨年、北京に転校し、新学期が始まる前日に日本から北京入りした。 北京入りした日の夜、「1か月ぶりの中国、やっぱり韓国料理だわ」と 石焼ビビンバを食べていた時のこと。 ガリっと口…

中国の病院編その2

そこは、毎日気が滅入ることばかりで、確かに、健康な人も具合が 悪くなりそうなほど、精神衛生的に最悪の場所である。 約1週間ほど入院し、点滴で栄養を補給できたせいか、見た目にも、 だいぶ元気になったので、一般病棟へ移してくれと頼んだが、 ここには…

中国の病院編

以前、東北の某都市で留学していた時は、病院のお世話になったことはなかった。かつて体験したことのない寒さと乾燥のため、一年目は、とにかく風邪ばかり引いていたが、病院に行くよりも市販薬を飲み、ひたすら寝ていることを選んだ。ほとんどの学生が日本…

なぜ中国へ? 後編 

もうすぐ3年経つが、「いつ完全帰国するか」は、ずっと保留になっている。この3年間、もう帰りたいと思ったことは数えきれないし、今でも時々ある。特に今は、北京に友人は皆無に等しいので、私の一番の敵は孤独なのだ。ボス夫婦は「週末、ヒマなら遊びに…

なぜ中国へ? 前編

何故、中国へ来たの?と聞かれると、いつも即答できずにいる。本当を言うと、これ、といった決定打はないのだ。色々な要素が重なって、中国へ留学することに決めたのである。私が留学に来たのは3年前、28歳の夏だった。当時仕事も面白かったし、辞めるの…

「世界杯」後編

ちなみに、もう一つの奥の手は、「聴不ドン」(ティンブドン)=言われていることが分かりません、なのだ。日本から旅行で来る友人も大概、謝謝や再見くらいは知っているが、私に言わせると、一番覚えて欲しいのは、この「聴不ドン」である。中国語で何を言…

「世界杯」前編

先日閉幕したワールドカップだが、中国でもすごい盛り上がりを見せていた。それというのも今大会には、中国が初出場したからである。ミルなんとかという監督は、CMにも引っ張りだこの人気ぶりを誇っている。中国語では、ミールーと呼ばれているので、私は…

上海出張編4

翻訳には、語学力はもちろん、正しい日本語と、何よりも専門知識が要求される。正しい日本語がかなり怪しい上に、もちろん当初は専門知識などどこを振っても出てこなかった。今は、基本的にニュースが対象なので、専門辞書を引いたり、中国人スタッフに聞き…

上海出張編その3

そんなアクシンデントもあったが、無事に中国経済の中心、上海へと到着! 2年半以上中国にいるが、実は上海は初めてで気分はオノボリさんである。 地下鉄に乗るために、自販機で切符を買おうと、コインを投入すると、 何度入れても、出てきてしまう。 きっ…

上海出張編その2

上海に出張と言えば、聞こえが良いが、よく「何しに行くの?」と聞かれる。 私の本業は翻訳ということになっているので、何も上海くんだりまで 行かなくても・・・と思うらしい。 全くその通りなのだが、私の会社は従業員が20人に満たない小さな会社なの …